睡眠時無呼吸症候群(SAS)
とは?
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome;SAS)とは、寝ている間に呼吸が何度も止まったり、減少したりする病気です。
10秒以上呼吸が止まる状態が1時間当たり5回以上繰り返される場合や7時間の睡眠の中で30回以上の場合に診断されます。特に、大きな「いびき」をかく方はSASスクリーニング検査をお勧めします。
SASは、心臓・血管系の病気、糖尿病や高血圧などの生活習慣病に関連し、交通事故や仕事の作業効率低下を引き起こし日常生活に支障をきたします。睡眠的に日中の眠気につながるだけでなく、睡眠の質を低下させ、心血疾患などのリスクを高めます。日本には約230万人がSASに悩まされているとされ、中高年から高齢者に多いといわれています。
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バインスタ®リング2 VR200は、自宅で簡単にできる指輪型のSASスクリーニング検査機器です。
簡単WEBセルフチェック
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の代表的な症状としては、いびきが挙げられます。
2つ以上あてはまるとSASの可能性があります。
不眠度セルフチェック
夜によく眠れなかったり、日中の活動で不調を感じることはありますか?
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実施医療機関
医療法人参天会
きいれセントラルクリニック
〒891-0203 鹿児島県鹿児島市喜入町6074番地1TEL:099-345-1888
TEL:0120-77-7725(睡眠時無呼吸外来専用)
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
の主なリスク
重症のSAS患者の
死亡率
健常者の2.6倍
参照:Apoor S. Gami., Daniel E. Howard., Eric J. Olson. et al.(2005)Day–Night Pattern of Sudden Death in Obstructive Sleep Apnea, N Engl J Med, 352(12), 1206-1214.
重症のSAS患者が
交通事故を起こす確率
健常者の7倍
参照:L J Findley., M E Unverzagt., P M Suratt.(1988)Automobile accidents involving patients with obstructive sleep apnea, Am Rev Respir Dis, 138(2), 337-340.
SAS患者が
緑内障になるリスク
約10倍
参照:Yasuhiro Shinmei., Takuya Nitta., Hiroshi Saito. et al.(2016)Continuous Intraocular Pressure Monitoring During Nocturnal Sleep in Patients With Obstructive Sleep Apnea Syndrome, Investigative Ophthalmology & Visual Science, 57(6), 2824-2830.
自宅で指にはめて
寝るだけの検査
睡眠中の呼吸のデータが集積されSASをスクリーニングします。
忙しく働く方に、まるで付けているのを忘れるような、睡眠時無呼吸症候群検査を提供します。
治療方法について
睡眠時無呼吸症候群の治療は、重症度によって適切な治療方法を選択します。
- 軽症の場合
生活習慣の見直しが必要です。 - 中等症~重症の場合
CPAP治療(シーパップ:持続陽圧呼吸療法)、気道を拡げる外科的治療があります。
CPAP療法とは
CPAPとは、機械で圧力をかけた空気を鼻から気道(空気の通り道)に送り込み、気道を広げて睡眠中の無呼吸を防止する治療になります。きいれセントラルクリニックでは、ノドの痛みや鼻の乾燥を防ぐ加温加湿機能が備わった機械を採用しています。
CPAP療法は有効性が高く、閉塞性SAS治療の世界的なスタンダードとして高い安全性が確立されています。CPAPの開始直後は慣れない治療に不快感を覚える方もおられますが、専用スタッフ(CPAP療法士)による適切なマスクの選択とフィッテング調整等によりQOLの改善につないでいきます。
お問い合わせ
〈運営会社〉
株式会社ソーネット
医療ビジネスソリューション事業部
〒891-0151 鹿児島市光山2丁目3番56号TEL:099-821-3333
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